【序章】WAKANAってどんな真珠?

こんにちは、ジュエリーコーディネーターの池田です。

先日、アコヤ真珠の養殖場を視察してきました!!

アコヤ真珠といえば、
友達とのお出かけといったカジュアルシーンから、
結婚式などのフォーマルシーンまで大活躍!
ひとつは持っておきたい!
日本が誇るジュエリーのマストアイテムです。

ジュエリーの定番、アコヤ真珠ですが、
テレビショッピングから通販、催事、展示会など
いろいろなところで目にすることがあります。

そのなかで、
イケダは、WAKANAという
アコヤ真珠のブランドを取り扱っています。

WAKANAは、アコヤ真珠本来の美しさにこだわった純国産。

とってもきれい!で、自信をもってオススメできる商品です。
商品の写真はコチラ。

(最終章)WAKANA真珠の買付けのレポート 写真

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今回は、WAKANA真珠の養殖場である壱岐(いき)まで
足を運んできました。

題して、
「WAKANA真珠の美しさをたどる旅。」

お楽しみに。

【第1章】長崎県壱岐(いき)へ

(第1章) 長崎県壱岐へ 写真

WAKANA真珠の美しさをたどる旅。
いよいよ壱岐へ出発です!

 

壱岐(いき)は九州から北に少し上った
玄界灘に浮かぶ小さな島。
長崎県になります。

 

(第1章) 長崎県壱岐へ 写真
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(第1章) 長崎県壱岐へ 写真
博多港の様子

 

アクセスは、
福岡県の博多港から船でいきます。

今回の旅は、前日に福岡入り。

翌日早朝に、博多港から壱岐へ
ジェットホイルで行ってきました。

 

(第1章) 長崎県壱岐へ 写真
今回乗るジェットホイル(ヴィーナス)

 

250名ぐらい乗れるとのこと。
小さい船で行くと思っていたので、ビックリ!!

意外にも
けっこうな利用者がいる。
(おそらく150人ぐらい)

 

(第1章) 長崎県壱岐へ 写真

このジェットホイルに乗って約1時間。
うとうととしている間に、いつのまにか
壱岐 郷ノ浦港に到着しました!

 

さっそく、真珠の養殖場へ。

【第2章】半城湾(はんせいわん)をクルーズ

(第2章)WAKANA真珠の育った半城湾をクルーズ 写真
上村真珠さんの本社

お邪魔したのは上村真珠さんの養殖場。
終日、いろいろ見学させていただきました!!

 

爽快な青い空。
緑の囲まれた湾。
クリアなオーシャンブルーの海。
養殖場の施設といくつかの船。

(第2章)WAKANA真珠の育った半城湾をクルーズ 写真
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(第2章)WAKANA真珠の育った半城湾をクルーズ 写真
養殖場の様子

 

空気もおいしいし、
のどかで癒されます!!

 

養殖場は、
半城湾(はんせいわん)にあります。

上村真珠は、なんと真珠の養殖のためだけに
この湾の漁業権を借り上げているんです!!

 

(第2章)WAKANA真珠の育った半城湾をクルーズ 写真

 

なんと贅沢!

 

湾を、真珠の養殖のために、
使っているのは日本でココだけとのこと。

 

(第2章)WAKANA真珠の育った半城湾をクルーズ 写真

 
すごい!!!

 

(第2章)WAKANA真珠の育った半城湾をクルーズ 写真

 

半城湾(はんせいわん)のスケール感を体験するため、
ボートに乗っていざ出発。

(第2章)WAKANA真珠の育った半城湾をクルーズ 写真
半城湾(はんせいわん)の様子

 

水面は波もなくとても穏やか。
岸辺のほうで、
母貝(養殖前のもととなる貝)の養殖と
真珠の養殖が行われています。

(第2章)WAKANA真珠の育った半城湾をクルーズ 写真

 

船で湾の先端まで船を走らせる。
5分ぐらい走ったころ。
ようやく湾の入口付近が見えてきました。

(第2章)WAKANA真珠の育った半城湾をクルーズ 写真
湾に囲まれている図

 

それにしても、広い!!!
そして、真珠の養殖場所が
ゆったりしている!!

 

真珠の養殖は密度が濃い場所で
行われているのかなと思っていましたが、
ゆったりと贅沢な環境のもと行われていました。

(第2章)WAKANA真珠の育った半城湾をクルーズ 写真

湾の沿岸に、丸い浮きのようなものが
たくさん浮いているのを発見。

等間隔の浮きの下には
養殖真珠の網が吊るされており、
定期的に船で引き上げられて
作業員が貝の汚れを掃除するとのこと。

(第2章)WAKANA真珠の育った半城湾をクルーズ 写真

 

手間かかってます。

 

『真珠作りには環境が一番です。
この半城湾(はんせいわん)に
限っては川がありません。
山の中に雨が降ってそれが染みこんで
その流れてくる栄養分だけで
この半城湾っていうのは持ってます。
ですから、この自然っていうのは
ものすごく大事なんですね。』
(上村社長談)

なるほど!!
大自然の恵みをたっぷり受けた
贅沢な環境でWAKANA真珠はできていることを
肌で感じることができました。

【第3章】真珠のできるまで(その1)

続いては、、
WAKANA真珠のできるまでを視察しました。

最初に、真珠のもととなる
母貝を育てるところから。

(第3章)WAKANA真珠のできるまで~稚貝から母貝へ 写真
陸上施設

沖ではなく陸上施設にて
稚貝(ちがい 赤ちゃんの貝)を育てます。

大きな水槽が並んでおり、このなかで、
顕微鏡でみえるかみえないかの大きさの 稚貝が
育てられるのです。

照明をおとし水槽の水の中に
懐中電灯をあてる。
目を凝らしよく見ると、
キラキラしたものが泳いでるような
泳いでないような。

キラキラが稚貝
だそうです。
(写真は撮影できず、残念。)

(第3章)WAKANA真珠のできるまで~稚貝から母貝へ 写真

ついでに、見せて頂いた
餌となるプランクトンの貯蔵庫。

SF映画のような映像。
濃い緑、黄色、茶色といろとりどりの餌が
ガラス上のフラスコに貯蔵されています。

「飲んだらどうなるんすか?」
とくだらない質問をしてみる。

「すっぱいけど飲める」そうです。

プランクトンも生物。
栄養分はあるかもしれません。
(もちろん、飲まなかったですが)

稚貝は3ヶ月ほど水槽で育てられたあと、
沖に出して母貝になるまで2年間!かかるそうです。

2年の歳月をへて、ようやく母貝に成長。

(第3章)WAKANA真珠のできるまで~稚貝から母貝へ 写真
母貝を掃除している様子

陸揚げされた母貝は
綺麗に掃除されます。

グラインダーのような機械により、
母貝についた海藻をとりのぞいています。
そして、
ここから最も大切な仕事、核入れ作業に入ります。

【第4章】真珠のできるまで(その2)

さて、真珠の核入れ作業のレポートです。
アコヤ真珠の核入れとは
核(アコヤ真珠のベース 丸い珠)と
外套膜片(触媒のようなもの ピースと呼びます)
を母貝のなかに入れ込む作業のこと。

具体的には

  1. 母貝の隙間を少し開き、くさびを差し込む。
  2. へらで内臓部分を露出させて表面をメスできる。
  3. 核と外套膜片を生殖腺に移植する。

という作業。

 

(第4章)WAKANA真珠のできるまで ~核入れから養殖まで 写真
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(第4章)WAKANA真珠のできるまで ~核入れから養殖まで 写真
実際の作業の様子

5月~10月ごろ行われます。

この作業の上手い下手がいいアコヤ真珠が
できるかを左右するんです!!

20人ぐらいのスタッフの方が
核入れ作業を行っています。

皆さん、壱岐出身。
壱岐産WAKANAは、壱岐の人で
作られてるんですね!!

 

すばらしい!!!

 

(第4章)WAKANA真珠のできるまで ~核入れから養殖まで 写真
核入れされる母貝

 

そして、実際のスタッフの人の
核入れ作業を見学。

(第4章)WAKANA真珠のできるまで ~核入れから養殖まで 写真
核入れ作業するスタッフの方
(第4章)WAKANA真珠のできるまで ~核入れから養殖まで 写真
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(第4章)WAKANA真珠のできるまで ~核入れから養殖まで 写真

 

母貝の中をメスで切って
核と外套膜片を入れる作業。

シンプルな作業にみえて
奥が深いです。

根気が要ります。

(第4章)WAKANA真珠のできるまで ~核入れから養殖まで 写真
核入れが終わった母貝

これらの母貝は
しばらくの間、リハビリのため沿岸で
寝かせます。

 

 

(第4章)WAKANA真珠のできるまで ~核入れから養殖まで 写真

そして、約1ヶ月たったあと、
養殖かごに入れて沖に出されます。

寝かせている間、
母貝の中から、真珠質が分泌されて
核のまわりに真珠層が形成されます。

 

(第4章)WAKANA真珠のできるまで ~核入れから養殖まで 写真
半城湾(はんせいわん)にて養殖中の様子。

この何層にもできる真珠層が
真珠の美しさなんです!!

育っている間は、養殖かごの貝掃除も頻繁に
行われるとのこと。

海に置いていると、海藻や藤壺など
天然の生物が付着して真珠の生成に
よくないそうです。

【第5章】真珠のできるまで(その3)

最後は、浜揚げ作業。

1月~2月ごろ、貝を引き揚げ、真珠を取り出します。

(第4章)WAKANA真珠のできるまで ~養殖から浜揚げまで 写真

何故、冬に浜揚げするか。

というと、寒い時期に行うことで
きめの細かい真珠層が形成し
テリができるそうです。

さて、ココからが重要です。

真珠には、当年物(とうねんもの)と
越物(こしもの)というものがあります。

当年物は7~9ヶ月の養殖期間の真珠。
越物は14~22ヶ月の養殖期間の真珠。

越物の方が、当年物に比べて、養殖期間が2倍になるので
真珠層の厚い、巻きの厚い真珠ができます。

2年も寝かすので、倍の大きな漁場が必要となり、
手間とコストがかかります。

WAKANA真珠は、
越物(こしもの)のみを使用。

多くの真珠が当年物を使っているのに、越物を使っています。

なぜ手間とコストをかけて2倍も長く寝かせるのか?

それは、美しい真珠にこだわり、
巻きの厚い真珠を作っているのです。

美しい真珠をとどけるという
理念がすばらしい!!

(第4章)WAKANA真珠のできるまで ~養殖から浜揚げまで 写真

 

そして、とれたての真珠。

美しい!!
顔を近づけると顔が真珠にくっきり映ります!!

ちなみに、稚貝から母貝まで育てて、
その母貝で真珠の養殖をするという一貫生産をしているのは、
日本ではココだけとのこと。

稚貝から母貝に育てるのに2年(3年の場合もある)
真珠の養殖に越物で2年

最低4年間もかかっているとは
ほんとうに時間をかけてできているのだなと
実感しました!!

【第6章】WAKANA真珠の美しさのわけ

なぜWAKANA真珠は美しいのか?

いろいろ見学して分かったこと。

  1. 育ちがいいこと。
    長崎県壱岐の半城湾(はんせいわん)という
    自然の恵みをたっぷり受けた贅沢な環境。
    すばらしいの一言です。

    (第6章)なぜWAKANA真珠は美しい? 写真

     

    日本でもこんな贅沢な環境で
    真珠を養殖しているところはないとのこと。

    そして、稚貝から母貝を育てるところから
    真珠の養殖までを一貫生産。
    しっかりと品質管理されていました。

    (第6章)なぜWAKANA真珠は美しい? 写真

     

    この育ちのよさが
    美しさの秘密だったわけです。

  2. 素顔がきれい。
    越物(こしもの)という
    普通の2倍も時間をかけたアコヤ真珠しか使用していないから
    巻きが厚い。しかも、「自然が一番!」という考えのもと、
    とりだしてから、最低限の処理(しみ抜き処理)しかしていないとのこと。

    「やっぱり素顔が一番でしょう。
    真珠が本当に本来から持つ輝きというのは
    虹のようなオーラが醸し出される真珠。
    これが一番の真珠です。」(上村社長談)

    素顔がきれいな自然の真珠というのもWAKANAの特徴だと思います。

  3. 兄弟同士の真珠。
    通常、アコヤ真珠のネックレスは、全国からいったん珠が集められて
    似たような色味の珠を組み合わせて作られます。一方、WAKANA真珠は壱岐産のみ。
    壱岐の真珠の珠のみでネックレスが作られます。

    (第6章)なぜWAKANA真珠は美しい? 写真

     

    珠は兄弟同士。
    揃った珠で作られるので
    当然色味が似ていますし、
    年月がたっても
    同じような色味が保たれるのです。

    なぜWAKANA真珠が美しいか?

    育ちがよく、
    素顔がきれいで
    兄弟同士の真珠

    だから美しいのです!!!

【最終章】買付けレポート

さて、いよいよWAKANA真珠の買付けです。

1月から2月に浜揚げされたアコヤ真珠が
加工されて製品になるのは、ちょうど6月ごろ。

この時期に、とれたてのWAKANA真珠を
早めにチェックして、いいものを押さえるのです!!

(最終章)WAKANA真珠の買付けのレポート 写真

 

たくさんのWAKANA真珠。

量がスゴイ。

(最終章)WAKANA真珠の買付けのレポート 写真

 

製品になったWAKANA真珠ネックレス。

これまた量が多い。

(最終章)WAKANA真珠の買付けのレポート 写真

 

自然光のもと、
パッと、見たときの美しさが
大切です。

真珠のテリ、大きさのそろい具合、形。
自然のものなので、珠一つ一つを見て
キズがあまりないものを選ぶ。

(最終章)WAKANA真珠の買付けのレポート 写真

 

真剣です!
そして、根気がいります。
特に中心部にはキズがないものを選ぶ(汗)

いろいろじっくり見た結果、
何点かセレクトしました(滝汗)

 

(最終章)WAKANA真珠の買付けのレポート 写真

 

ほっとしたところで、
上村真珠の上村社長と二人でパチリ。

仕入れたWAKANAは、
池田商店の店頭にディスプレィされています。

 

(最終章)WAKANA真珠の買付けのレポート 写真
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(最終章)WAKANA真珠の買付けのレポート 写真

 

とれたてWAKANA。

ハイクオリティなのに、
この値段はかなりお値打ちです!
実際に、その美しさを目でご覧いただいて
感じていただきたい!

WAKANA真珠の美しさをたどる旅、 いかがでしたか?

今回、初めて壱岐に行きましたが、
現場に足を運ぶとやはり違います!

WAKANA真珠の素晴らしさを 肌で感じることが出来ました!

勝手にテンション上がってしまい
うまくお伝えできていたかどうかわかりませんが、
最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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