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【ジュエリーコラム】知って納得!6月の誕生石アレキサンドライト!

【アレキサンドライトは皇帝の石?】

 

アレキサンドライトは、1830年にロシア皇太子(のちのアレクサンドル2世)の12歳の誕生日に発見されたことにちなんで名付けれらました。つまり、アレキサンドライトは、「皇帝の石」ということになります。

 

近年発見された宝石は、「ーアイト」と名付けられます。例えば、「タンザナイト」は「タンザニア=アイト」「モルガナイト」は「モルガン=アイト」「クンツァイト」は「クンツ=アイト」という感じです。

 

仮に加藤さんがどこかで新しい宝石を発見したら、「カトーアイト」と名付けられるかもしれませんね!

 

 

【アレキサンドライトは2つの顔を持つ?】

 

アレキサンドライトは、太陽光の下ではグリーンの色に、白熱電球下ではアメシストのような赤紫色に変化するのが特徴。「カラーチェンジストーン」と呼ばれています。人間で言うと「2つの顔」を持つ石です。この石を持つと、1個で2色楽しめるという大変お値打ちな石です。

 

 

【宝石としての耐久性も十分】

 

アレキサンドライトは、鉱物名クリソベリル。キャッツアイと同じ鉱物となります。
硬度は8.5。ダイヤモンド、ルビー、サファイアに次いで硬い宝石で、耐久性は十分。宝石の3条件である、美しさ、希少性、耐久性を兼ね備えた石です。

 

 

 

【6月の新誕生石に認定!】

 

2021年、日本の誕生石は63年ぶりに改定され、新たに宝石10個が加わりました。アレキサンドライトは、6月の誕生石に新たに加わったのです。誕生石は、自身の身を守ってくれる石。

 

これから、アレキサンドライトの注目度は上がってくると予想されます。6月生まれの方は、特に手元に置いておきたい石ですね!

 

 

【アレキサンドライト情報】

 

産地:ロシア、ブラジル、スリランカ
宝石ことば:高貴、誕生、光栄、出発
硬度:8.5

 

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