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【宝石屋オススメの鑑賞ポイント!】特別展「宝石 地球が生み出すキセキ」

宝石屋オススメの鑑賞ポイント!

特別展「宝石 地球が生み出すキセキ」

 

特別展「宝石 地球が生み出すキセキ」が名古屋市科学館で開催中です。(7月9日から9月19日)

 

宝石特別展は東京からの巡回展示。東京の国立科学博物館では、30万人をこえる来場者があり、大盛況だったとのこと。

 

 

今回、宝石特別展が開催されている名古屋市科学館は、球体のプラネタリウムが特徴的。弊社から徒歩3分ととても近いところにあります。

 

私は、東京の宝石特別展も鑑賞しましたが、名古屋の宝石特別展にも早速足を運んできました!

 

ネットやSNSで、様々な情報が入手できる時代。フェイクニュースなど偽の情報がある中で正しい判断をするためには「本物を見る目」がより一層重要になってきています。正しい判断する感覚を養うには、「本物にふれること」が何よりも大切だと思っております。

 

宝石特別展では、たくさんの鉱物、宝石が展示されております。

 

このコラムでは、宝石屋から見て「こういうところを鑑賞すると面白い!」という鑑賞ポイントをご紹介したいと思います!鑑賞の参考になれば幸いです。

 

(宝石特別展の概要)
宝石特別展は、前半と後半に分かれています。前半は、原石からルース、ジュエリーの展示、後半は歴史的なジュエリーの展示です。スマホで撮影したので、あまり綺麗に撮れませんでしたのでご了承ください。画像は参考程度にして、会場でしっかり目に焼き付けてください(後半は、残念ながら撮影不可。どれも素晴らしい逸品ばかりなので、会場にてじっくり鑑賞してください!)

 

それでは、宝石屋オススメの鑑賞ポイントをご紹介します!!

 

 

 

◇鑑賞ポイント
ファンシーカラーダイヤモンドの標本でダイヤモンドの色を楽しむ!

 

 

[ファンシーカラーダイヤモンドの標本]

 

ダイヤモンドは、一般的に無色透明のものが良いとされていますが、実際には様々な色があります。ファンシーカラーダイヤモンドの標本で様々な色を見ることができます。

 

希少性が一番高いのは、レッド。残念ながらここにはありません。次に希少性が高いのは、グリーン、ブルー。ブルーは、そんなに青い色ではなく淡い色です。

 

ファンシーカラーダイヤモンドの標本でダイヤモンドの様々な色を見て楽しんでみてはいかがでしょう?

 

 

◇鑑賞ポイント
様々なサイズのダイヤの輝きを楽しむ!

 

[0.1ctから10ctまでの大きさのダイヤモンド]

ダイヤモンドは、定番のラウンドブリリアントカットからファンシーカット(マーキス、ペアシェイプ)まであります。

 

大粒のダイヤは、カラット数を残すためラウンドブリリアントカットよりもファンシーカットにカットすることが多いです。ラウンドブリリアントカットは、歩留まりが悪いからです。そのため、大粒のものはファンシーカットになっています。

 

大粒ダイヤモンドの輝きを楽しんでください!

 

 

◇鑑賞ポイント
世界一大きい原石「カリナン」とそれをカットした世界二位の「カリナンI」のサンプルでダイヤモンドの大きさを感じる!

 

[カリナン原石のレプリカ]

 

カリナンは、1905年に南アフリカで発見された世界一のダイヤモンド原石。カリナンは、その後9個の大きな石と96個の小さな石にカットされました。

 

大きさは、成人男性のこぶし大ぐらい。レプリカですが、世界一の大きさを感じて欲しいです!

 

[9個にカットされたカリナン。中央左:カリナンI、中央右:カリナンII]

 

「カリナンI(中央左)」は、世界第二位のカット石。530.2ctあります。

 

現在は、イギリス王室所有の王笏(おうしゃく:国王が持つ杖)にセットされています。本物は、イギリスのロンドン塔に展示されています。

 

これもレプリカですが、「カリナンI」は歴史的に有名なダイヤモンドなので、ぜひ大きさを感じてほしいです。

 

 

◇鑑賞ポイント
ピジョンブラッドの大粒ルビーの美しさを感じる!

 

[ルビー(ミャンマー産 6.03ct)]

 

大粒で透明度が高く、濃く美しいルビー。ミャンマー産の最高級の色は、ビジョンブラッド(鳩の血)と呼ばれています。ミャンマー産ルビーは、蛍光性があり、紫外線ライトを当てると赤く蛍光します。他にも蛍光する石がいくつかあり、展示のコーナーで蛍光性のある石を楽しむことができます。

 

この6カラットのルビーはとても希少性が高くほとんど産出されません。ピジョンブラッドの大粒ルビーの色味の美しさは必見!

 

 

◇鑑賞ポイント
ブルーサファイアのリングで美しい色を感じる!

 

[ブルーサファイア
左)ミャンマー産15.06ct、中央)インドカシミール産16.18ct、右)スリランカ20.14ct]


(写真は、東京国立博物館展示のものを使用)

大粒で美しいものには滅多に出会えない逸品です。

ミャンマー産のサファイアは、「ロイヤルブルー」と呼ばれる若干赤を感じる濃い青色です。カシミール産のサファイアは、「コーンフラワーブルー」というベルベットのような優しい青色をしています。現在ではほとんど産出しない逸品です。

 

産地の違いで価値が違ってきます。スリランカ産:ミャンマー産:カシミール産で、1:3:10の違いがあります。どのサファイアも美しいので必見です!

 

 

 

◇鑑賞ポイント
エメラルドのサンプルで産地ごとの色の違いを感じる!

 

[産地別に分けられたエメラルド]

 

コロンビア産は、明るい緑色で内包物が多いのが特徴。ザンビア産は、ブルーの色味が強く内包物が少ないのが特徴。産地毎のエメラルドの色味の違いを楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

以上、宝石特別展前半の宝石屋オススメの鑑賞ポイントをご紹介しました!このコラムを参考にして、いい思い出ができることを願ってやみません!!

 

 

[おまけ]
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名古屋栄の池田商店は、特別展「宝石 地球が生み出すキセキ」名古屋市科学館開催を応援しています!

 

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