(第2章) 宝石の研磨工房レポート
| つづいては、宝石の研磨工房レポート。 案内してくれたバイヤーのスリランカ人の工房を訪問。 工房は、ゴールというスリランカの南部にある街にあります。 コロンボからは最近高速道路が完成してアクセスがとても便利になりました。 
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| 工房入口。 会社というよりは豪華な民家といった感じ。 さっそく、宝石の研磨現場を見学することに。 |  | 
| まず、原石のオリエンテーション(方向性)を考えて どの方向を上に持ってくるのが一番美しいかを見極めます。 内包物(インクルージョン)の大きさ、 | |
| そして、原石は職人によって粗ずりされます。 職人は野外で床に敷物を敷いての作業。のんびりした雰囲気。 |  | 
| 右手で棒をたてよこに動かしながら グラインダーを回し、左手で原石を削っています。 | |
| 簡単そうに見えますが、奥が深い。 私もトライしましたが、 |  | 
| 難しい大きい石だと、バイヤーと相談しながら 粗ずり作業を行う。 この地道な作業を繰り返して粗ずりされた原石がコチラ。 | |
| イエローサファイアの原石。 この状況ではまだ宝石としての |  | 
| 余談ですが、バイヤーは、原石のまま仕入れを行うのですが、 太陽にかざしながら石を判別していました。 | |
| つぎに、機械を使っての原石を研磨。 別の職人が、 ファセット(面)を一つ一つつけていきます。 |  | 
| これまた細かそう。 |  | 
| この作業で一日に2,3個しか研磨できないそうです。 |  | 
| こうして研磨された宝石はこうなるのです!! 研磨済みのイエローサファイアたくさん!! |  | 
| おおっ!! 美しい!!! これだけあると壮観です!! 人の手による地道な作業を根気よく繰り返してできるんだなと | |
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                スリランカ宝石買い付け日記
              
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