(第3章) 地元の図書館へ
![(第3章)地元の図書館へ 写真](/wp-content/uploads/history8.jpg)
名古屋城→中日新聞本社→愛知県図書館。
愛知県図書館は、
中日新聞本社の通りをはさんで 向かい側にあるので、
移動はとても楽でした。
2Fの図書館受付で、
1957年11月2日中日新聞の
マイクロフィルムをお願いする。
10分ほど待つと、
司書の方がマイクロフィルムを
セッティングしてくださる。
マイクロフィルムを使う機械は
とっても使いにくく、
自分でやってみてもうまくいかないので、
司書の方に調べていただく。
しばらく閲覧。
日付を確認しながら、
あ、ありました!!!
![(第3章)地元の図書館へ 写真](/wp-content/uploads/history9.jpg)
マイクロフィルムをコピーしたのがコチラ。
中部日本新聞(夕刊)
昭和32年11月2日
徳富蘇峰翁重体
乳母車の幼女転倒 ハダカ馬転倒
(時代を感じます…)
などの記事の横に
再建名城のシャチ 純金を落札
34年の春には完成
という記事発見!!
![(第3章)地元の図書館へ 写真](/wp-content/uploads/history10.jpg)
新聞記事アップの写真
以下記事抜粋
再建名城のシャチ 純金を落札
34年の春には完成
再建名古屋城の“金のシャチ”に 使われる
純金73.5キロの入札は
二日午前十一時から名古屋市建設局で行われ、
参加五社のうち名古屋市中区鉄砲町二、
池田商店=代表者池田彰郎氏=が
三千二百九十八万五千円で落札した。
池田商店は、明年二、四、六月の三回にわけ納入する。
金のシャチについては
さる二十八日大阪造幣局、鋳物師の二十八世大谷隆義氏、
名城再建工事事務所の三者の間で
最終的な打合せがすみ
鋳型を名古屋城内で製作することになり、
大谷氏はすでに来名し作業をはじめている。
シンのブロンズは大阪市東成区東今里町の
大谷相模掾鋳造所でつくり、
造幣局が十八金(金と銀の合金)のウロコを
はりつけることになっており、
シャチの総予算は約四千五百万円、
目玉は白目を銀、黒目を青銅でつくることとなった。
いまのところブロンズは明年二月ごろ完成、
オスは三十四年三月、
メスは同五月にでき上る予定。
なるほど。
五社での入札の末、落札したわけです。
上記をもとに事実をアップデイトすると、
1957年11月2日
名古屋城の金シャチの金板、
純金73.5キロについて参加五社で入札が行われ、
池田商店が当時の価格で
32,985,000円で落札した。
さすがに、これ以上調べるのは 難しいので調査は終了。
証拠の記事も確認できたし、
小学校の夏休みの自由研究みたいで
楽しく調査ができました!!!